干し芋タツマの商品一覧

2013年8月の“お宝ほしいも”

平干し芋と丸干し芋の良いとこどりが、厚切りほしいもです。玉豊・いずみ・玉乙女の3品種の詰め合わせです。

新しい食感の干し芋が3品種で味わえます。

甘みが凝縮されているのが平干し芋、しっとり感が味わえるのが丸干し芋、厚切りほしいもはその両方が味わえます。

平干し芋と丸干し芋では水分含有率が違います。
平干し芋はしっかりと乾かすので、その分甘みが凝縮されています。
そして乾物の食感です。
それに対して丸干し芋は、丸ごとひとつのサツマイモが原料なので、平干し芋よりも水分含有率が高く、中心に近いほど水分量も多くなります。
表面は平干し芋のような食感ですが、中心はしっとりとしています。乾物よりも生菓子のような感じです。
平干し芋のように甘みが強く、丸干し芋のようなしっとり感を実現するために生まれたのが厚切りほしいもです。

平干し芋のスライス幅は8〜9mmです。
これをどこまで厚くするかで試行錯誤しました。
厚くすればしっとり感は出てくるのですが、仕上がり時間がかかるようになります。
あまり厚くすると乾かないということが起きてしまいます。
また、程好い食感は厚ければ良いという問題でもありません。
いろいろ試して15mmの厚さでスライスするのが最適だと判断しました。

丸干し芋も仕上がりまでに時間がかかりますが、この厚切りほしいもも時間がかかります。
通常の2倍の日数を掛けて仕上げました。
どちらも真冬の一番寒い時季だけにしか加工できない干し芋です。

スライス幅を変えるだけですが、“加工時期に制約がある”仕上がりに時間がかかることから、“干し場がふさがってしまう”“手間が2倍かかる”という手間から、誰も作ろうとしません。
そこで自社農園で加工し、仕上げることにしました。

厚切りほしいもは、弾力感のある食感で食べ応えがあり、丸干し芋のような熟成されたしっとりした甘さと平干し芋の凝縮された甘さが味わえます。
せっかくの厚切り、今までにない食感ですので、ひとつひとつを味わってもらいたくて個包装にしました。
名前も厚みがあることから“小判”と呼んでいます。
玉豊・いずみ・玉乙女の3品種を詰め合わせました。お楽しみください。

2013年8月2日 株式会社タツマ 福井保久